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最新のペースメーカーとは

不整脈が起こる心臓も、適切な電気刺激を与えれば正常なリズムを取り戻す。

それができるのがペースメーカー、毎年4万人超が新たに開始しているという。

全く新しいタイプのペースメーカーが登場するなどどんどん進化している。

カプセル式の新型登場
徐脈(脈が遅い、脈が飛ぶ)の自覚症状として息切れ、疲れやすい、めまい、失神などが挙げられる。

徐脈が起こりやすいのは高齢者、動脈硬化や甲状腺機能低下を患っている人。薬の副作用によっても起こる場合もある。

徐脈があっても自覚症状がない場合は、経過観察する。

徐脈があり自覚症状もある場合は、甲状腺や薬が原因ならその対処をする。

それ以外はペースメーカーによる治療となる。

ペースメーカーで、意識がなくなる発作、息切れなどが改善される。

従来型に新しい機能がつき、遠隔モニタリングができるようになった。

中継機器を自宅に設置し、バッテリー(約10年)、不整脈などの情報を送信される。

コロナ禍でも患者を見守ることができる。

リードのないペースメーカー

長さ2.6cm 重さ1.75g

足の付け根からカテーテルで心臓に埋め込む。

心拍数設定+人の動きを感知

→ ペーシング

・ポケットの合併症がない

・リードの不具合がない

・見た目が気にならない

・生活の不便がない

従来のペースメーカーは、乳がんを手術した人などには植え込みにくかった。

透析用シャント(つないだ血管)の不具合が心配だったがそれが改善される。

リードレスはペースメーカー以外の応用も期待される。

デメリット
リードレスペースメーカーは右心房のペーシングがまだできない。

注意点
従来型、新型とわず、ペースメーカーは電磁波に注意。

MRIは従来型はNG、リードレスは可能。

携帯電話 ペースメーカーから15cm離す。

電磁調理器 50cm離れる、炊飯器は保温時も。

電気カーペット 腹ばいなどはよくない。

電子商品監視装置 立ち止まらないこと。

電気自動車 急速充電器は使わないこと。