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貴方の腰痛はどのタイプ?

腰痛で悩んでいる人は国内で約2800万人といわれています。腰痛対策で重要なのが早めにそのタイプを知ることだといいます。我慢していると危険な腰痛だったということもあります。

放置してはいけない危険なタイプ、脊柱管狭さく症や椎間板ヘルニアなど進行すると歩行・排尿障害起こすタイプ、危険ではないが長引くタイプの3つに分けられるといいます。

腰痛の危険度チェック
1.じっとしていても痛みが続く:危険度大
臓器の病気の可能性がある。潰瘍性大腸炎、子宮内膜症、尿路結石、慢性すい炎、すい臓がんなどの可能性がある。早めに病院を受診し、原因となる病気を診断する必要があります。

血液検査、CT・MRIなどの画像検査で原因が分かるので、その病気の治療を受けることが大事だと考えられています。

2.背中が曲がってきた:危険
加齢に伴い背中が曲がってきた場合、骨粗しょう症による圧迫骨折の可能性があります。早ければ女性は50歳過ぎから、男性は70歳過ぎからが多いといいます。

自分で気がつかなくても人に背中が曲がってきたといわれたら、骨折の危険性があるので整形外科を受診するようにしましょう。

3.お尻や脚が痛む・痺れる:要注意
4.脚の痺れにより長く歩けない:要注意
脚など下半身に痺れがある場合、脊柱管狭さく症や椎間板ヘルニアの可能性が高い。下半身に影響し、歩行障害を起こしやすいので、早めに整形外科を受診して下さい。

5.動いた時だけ傷む、腰だけ傷む:危険度低
危険な腰痛の可能性が低く余り心配はないといわれています。

危険ではない腰痛の場合
椎間関節、筋肉、椎間板、仙腸関節などの変形や損傷により腰痛が起こるといいます。こうした腰痛は神経に影響しないと考えられています。

進行する可能性は低く危険ではないといいます。腰痛全体の約60~80%といわれています。自然に治ることが多いのですが、1か月以上改善しない場合は整形外科を受診するようにして下さい。

何故ならば、ストレスや不安は脳に影響しダラダラ痛みが続く慢性腰痛になりやすいからです。慢性腰痛になる分かれ目は3か月、そうなる前に受診しましょう。

正しい姿勢で腰痛対策
○姿勢の改善
特にデスクワークなど長時間座る人は、姿勢が悪いと腰痛を起こしやすい。座って作業していると、次第に前かがみになりやすく腰痛の原因になるといいます。

背もたれにずっともたれかかっても、腰に負担がかかり腰痛になりやすいといわれています。折りたたんだタオルを腰と背もたれの間にはさむ、そのタオルにもたれるように座ると正しい姿勢になるといいます。

○安静にしない
○ウォーキングなど適度な運動
日常的にウォーキングなどを行うと脳でドーパミンが放出され、痛みを抑える仕組みが働く。ずっと安静にしていると、痛みを抑える仕組みが働かないといいます。

危険な腰痛でない場合は、仕事や家事など普段通りの生活を続けることが大事だと考えられています。デスクワークでは1時間に1回は休憩し、背伸びや膝の屈伸など少しでも体を動かすようにしましょう。

○楽しいこと・リラックスできる時間を
ストレスの軽減や予防には、ドーパミンの放出を維持させる働きがあるといいます。音楽、本、映画、アロマの香りなど好きなことなら何でもよいといわれています。