スポンサーリンク

お金もうけをしたい?

経済学の父といわれるアダム・スミスがそのヒントになるかもしれません。

アダム・スミス(1723-1790)は、資本主義の元を作ったといわれ、経済学者として知られていますが実は哲学者なのです。

アダム・スミスはスコットランドの中流階級の家庭で育ったといいます。丁度その頃、イギリスで起こったのが産業革命です。社会が大きく変わり、資本家階級と労働者階級が生まれ人々の間に格差が生まれました。

人々が豊かで幸せになるにはどうすればいいのか?アダム・スミスは考えるようになったといいます。14歳の若さで大学に入学、学んだのは道徳哲学、人間のモラル道徳について深く考え研究する学問でした。

36歳の時、The Theory of Mpral Sentimennts「道徳感情論」を発表します。一見関係がないように思える、道徳的に生きることとお金について解き明かした本でした。

働いてお金を貰えるのは何故か?
お金は自分が働いたそのことが、他の人にとってみれば価値のあることであったのだという証し。お金=基準

医者はなぜお金をもらえるのか?病気を治す、症状を聞いて薬を出す、技術を提供するから。

投資家は何を助けているのか?応援するお金としてその会社を助けている。例:製薬会社 → 新薬開発 → 薬で助かる人=薬が売れる → 会社・株主が儲かる → 消費者も助かる

株式投資は人助けにもなっていることが分かります。アダム・スミス曰く、への道は財産への道につながる。お金が生み出される裏には必ず徳があると考えられます。徳への道と財産への道は実は一本道。

例:営業マン=助けてあげようという気持ち → 客のニーズが見える → 売り上げアップ、人のお世話をするのがお金儲けへの道。利他心が大切。

また社会や国が発展するには、国富論(1776年)によると、自分が成功してお金持ちになるという欲望、利己心がないとダメという考え方もあります。

利他心と利己心のバランスが崩れると格差が広がると考えられています。今の世の中、このバランスはとれているのでしょうか?