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マスク頭痛とは?

コロナ禍では私達の生活に欠かせないマスクだが、頭痛を引き起こす様々な原因が潜んでいるといわれている。その原因と対策をご紹介する。

なぜマスクが原因に
原因1:酸素不足
・マスクが仕切りとなって、外から吸い込む空気の量が減る。通常の約87%に減少。高山病と似た状態になる。血液中の酸素が不足すると血管が拡張、脳の細い血管も拡張してじっわとした頭痛が起きる。

・酸素が減り二酸化炭素が増えた呼気がマスク内に溜まる。通常の約30倍に増加する。

原因2:蒸し暑さ
・マスクの中の温度や湿度が上昇すると片頭痛の引き金になる。

・のどの渇きに気づくにくい、こまめに水分をとりにくいなどで脱水となり片頭痛の引き金になる。

原因3:耳への負担
・首や肩の筋肉の凝り

・外側からの圧迫

※片頭痛患者のおよそ50~80%は、メガネやピアスなどの小さな触覚刺激も痛みと感じるという。

※肌荒れ、コミュニケーションがとりにくいなどが間接的なストレスになり頭痛を引き起こす人もいる。

防ぐ、対処する
外せる状況を見つけて賢く外す。1人で散歩やジョギングする時は周りの状況によりマスクを外す。

熱中症対策として、人との距離が2m以上あればマスクを外すことが可能。

職場などで30秒ほどでも外すと頭痛対策に効果があるといわれている。

※外す手を消毒、ひもを持って外す、顔は触らないなどの注意が必要。

※鎮痛薬を飲む時は、痛み始めたらすぐ、コップ1杯分の水と一緒に飲むことが推奨されている。但し、週に2日以上飲む状態が数週間続く場合は要注意。

コロナ感染による頭痛
新型コロナに感染すると頭痛が起こることもあるという。海外では入院患者の11~34%が頭痛を訴えたという報告もある。

<コロナ感染時の頭痛の特徴>
1.頭痛を新規に発症

2.持続性のある強い痛み

3.拍動性、圧迫されるような痛み

4.頭の両側が痛む

5.鎮痛薬の効果が少ない

※頭痛と共に出たら注意
発熱、咳、息切れ、倦怠感、臭覚・味覚障害

◎頭痛持ちの方は我慢しがちが多いので、自分から発信して周りの人に理解を求めることも大切です。