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はしかは子供の危険な病気!?

はしかは強い感染力があり、大流行を引き起こすこともあり命にも関わる病気だといわれています。空気感染するので免疫がない人がウイルスを吸い込むとほぼ確実に発症すると考えられています。

2019年はしかの全世界の発症者数は約130万人といわれています。2017年になりますが、死亡者数は約11万人にもなります。まだまだ危険な病気だと考えられています。

極めて強い感染力
はしか(麻疹)は、麻疹ウイルスによって人から人に感染し、症状が出る前日から解熱後3日経過するまで周りの人にうつす可能性があるといわれています。

感染経路は接触感染、飛沫感染、空気感染の3つ。最も注意したいのが空気感染、短時間同じ部屋にいるだけで感染・発症するといいます。はしかの感染力はインフルエンザよりも強く、マスクや手洗いでは防げないといいます。

はしかの経過
潜伏期間:10~12日間

カルタ期(最も感染力が強い):38度前後の発熱、せき・鼻水・目の充血・下痢など、ほおの内側に白い斑点(コプリック斑)

発疹期:発疹が1~2日以内に全身に広がる。熱・カタル症状は重症化

回復期:発疹は色素沈着した後消えていく

※注意しなければならないのは、肺炎、中耳炎、脳炎などのはしかの合併症です。肺炎と脳炎ははしかの2大死因といわれています。

麻疹ウイルスそのものに対する治療薬がないので、はしかはかからないよう予防することが大事だといいます。

予防の決め手はワクチン
はしかと風疹の混合のMRワクチンを接種するのが一般的といわれています。定期接種は1歳時と、小学校入学前1年間の2回受けることになっているといいます。

1回の接種で95%免疫ができ、2回受けることで99%免疫ができるそうです。2回受けることが大切だといわれています。

大人になって、以前にワクチン接種を受けた人が重複して接種しても医学的には問題ないそうです。ワクチン接種する場合は、医療機関に連絡してワクチンがあることを確認してからお出掛け下さい。

未接種は危険!
2019年2月大阪の大型商業施設で、ワクチン接種歴が分からない従業員が、他の従業員や買い物客合計25人がはしかに感染したといいます。

感染拡大を防ぐために駅や商業施設で注意喚起が行われ、報道発表やホームページなどで公表されたといいます。海外渡航する時は未防備な状態では行かないことが大切だといわれています。

厚生労働省検疫所では、海外旅行で健康に過ごすためにという目的で、国ごとに必要だと考えられるワクチンの一覧表が作られているといいます。https://www.forth.go.jp/

ちなみにはしかのワクチンは20か国で推奨されているといいます。昭和37~53年度生まれの男性は、MRワクチンが無料で受けられるクーポン券が送られているはずです。