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男性の更年期対策はコレ!!

生活習慣病の見直し
【適度な競い合い】
テストステロンは、他人と競い合うことによって分泌が高まるといいます。ゴルフやテニスなどのスポーツ、囲碁や将棋といったゲームなど、他人と競うことによって男性ホルモンは分泌されていきます。

また、男性ホルモンは自己表現して認められると高まるといいます。趣味の世界でも作品を展覧会に出品する、カラオケで仲間と歌ってみるなど、社会やコミュ二ティーの中で自己表現できる場所をつくることが大切だと考えられています。

【運動の習慣化】
大きな筋肉を動かすことは、男性ホルモンの増加につながるといいます。筋肉自体もテストステロンをつくっているので、腕立てやスクワットなどの筋肉トレーニング、階段の上り下りや早歩きなどの運動を毎日10分位でも継続して行うと、男性ホルモンは上がっていくといいます。

キャッチボールも推奨されています。若い頃の記憶が甦ることで前向きな気持ちになったり、相手との心の絆が生まれたりするといいます。相手の捕りやすいところにボールを投げたり、自分が捕りやすいように動いたりするため、集中力が必要となり、うつ症状の改善に有効だと考えられています。

【夜更かしをしない】
男性ホルモンは夜中の1~3時頃に多くつくられるので、睡眠時間を十分にとることが大切です。質の高い睡眠のためには、就寝前はスマートフォンやパソコンの使用を控え、照明を落としてリラックスしましょう。

【ストレスをためない】
強いストレスが起こると、脳は精巣からテストステロンを出すという司令をシャットダウンして、テストステロンをつくる働きが低下してしまうといいます。副交感神経を高めることが良いとされています。笑うことで副交感神経の働きを活発化させることができるといわれています。

テストステロンをつくるには、良質なたんぱく質をとることが必要だといいす。肉に含まれるアミノ酸の一種であるカルニチンには、テストステロンの分泌を高める作用があるといいます。また、貝類は良質なアミノ酸と共に精巣に働く亜鉛を多く含んでいるので、テストステロンの分泌を促すとされています。

軽い症状には薬を
血液検査で、血液中のテストステロンの値がそれほど低下していない場合や症状が軽い場合は、漢方薬や症状に応じた薬を使って治療するといいます。

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)は、だるい、気力がない、疲れやすいなどの症状の改善に有効で、年齢を問わず使用できるといいます。

うつ症状や不安症状などがあらわれている場合は、抗うつ薬や抗不安薬を使うといいます。勃起力や性欲の低下などの場合にはED治療薬を使うといます。脳の疲労感、体がしんどい場合には、ビタミンB剤(ビタミンB6)が有効とされています。

ホルモン補充療法
血液検査で血液の1dL中のテストステロン値が300~350ng以下で、心や体の症状が強く現れている場合は、男性ホルモン補充療法を行うといいます。

健康保険が適用されている男性ホルモン補充療法は、テストステロン製剤を2~4週間に1回、腕やお尻の筋肉に注射します。3か月間程度行って効果を確認するといいます。年齢を問わず行えるといいます。

但し、前立腺がんの患者さんには行いません。肝臓病がある人も対象外となります。睡眠時無呼吸症候群がある人の場合は、テストステロンを補充すると、症状が悪化する可能性があるといいます。

基本的には安全な治療ですが、副作用として、投与量が多くなると血液の濃度が上がる多血症を引き起こすことがあり、のぼせたり、ときには脳梗塞が起こるリスクがあるといいます。

治療中は1~3か月ごとに定期的な血液検査が必要になります。効果が現れない場合は、うつ病、脳の下垂体や甲状腺の病気など、他の病気が疑われるため、精神科や心療内科、脳神経内科、内分泌内科などでの治療が検討されるといいます。

テストステロンは、意欲、認知力、筋肉力の源となって私達の社会活動を支え、長い間自立した生活を可能にしてくれます。

テストステロンが下がってしまうのが男性更年期障害、その状態を放置せず、テストステロンをいつまでも維持すれば豊かな生活を送ることが可能だと考えられます。