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プラスチックごみを解決!?

海流を起こすのは地球の自転だといいます。本来まっすぐ流れるはずなのに、地球の自転の影響で岸に沿って右へ右へと流れて行きます。これをコリオリ力というそうです。

更に風や気温の影響をうけて、まるで道のように循環していると考えられています。かつて日本にやってきた人々はこの海流にのってやって来たようです。

海流は、文明、文化、人類学など色々なものにインスピレーションを与えるのかもしれません。プラスチックごみは、複雑な海流に乗って海全体に広がっていくといいます。

海岸漂着物処理推進法(日本人の場合)というのがあって、海岸に漂着したごみは出所に関係なく自治体で処理することになっているといいます。

マイクロプラスチック
マイクロプラスチックという直径5mm以下のごみは、レジ袋やペットボトルなどのプラスチックが紫外線や波で細かくなって世界中をめぐり問題になっています。

海の沖ほど海流が集まって浮いているものを長い時間をかけて溜めていくといいます。マイクロプラスチックは太平洋の真ん中、大西洋の真ん中がむしろ濃度が濃いそうです。

プラスチック自体無害ですし、人が食べても排せつされ影響はないと考えられています。一体何が問題なのでしょうか?

海に漂う残留性有機汚染物質、例えば世界的に使用が禁止されている化学物質のPCBを吸着してしまっていることにあるようなのです。

世界のプラスチック生産量は年間4億トンで、そのうち回収されない800万トンが毎年海に流れ込んでいるといいます。この状態を止めなければ、2050年には海中のプラスチックの量は魚の量を超えるといわれています。

プラスチックの問題
プラスチックは富裕層の贅沢品ではないのですが、プラスチックをなくすリスクもあると考えられます。貧しい国々ではプラスチックがなければ生活が成り立たないのではないでしょうか。

また海中に流れ込んだプラスチックごみのほとんどは行方不明になっているといいます。これをミッシングプラスチックといわれています。地球はプラスチックを色々な所に隠しているらしいといいます。研究者たちはその隠し場所を探しているといいます。

プラスチックのように浮き続けてなくならないようなものは地球の歴史の中で初めてと考えられています。