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もったいないが幸せをつくる!?

日本語にしかないもったいない。このもったいないを追求していくと心も暮らしも豊かになっていくといいます。それはなぜか?詳しくご紹介します。

食品ロス
食べ放題のあるマトンのしゃぶしゃぶ屋では、どんなに工夫しても1日約1kgの余り肉が出るといいます。そこで利用したのがマッチングアプリ。

飲食店がアプリに出品することで食品ロスを削減し売上貢献にもなる。消費者は格安で購入できるので双方にメリットがあります。加盟店が約1,300店、ユーザー約30万人

空き家
改装してシェアハウスにするという取り組みがあります。そのようなハウスが全国80か所あって、それらに住み放題というサービスがあります。

利用料は月額4万円、敷金・礼金なし、光熱費・ネット費込み。リモートワークになっている企業が増えてきて、会社員の方が利用者の5割を超えてきているといいます。

空き家の持ち主には家賃収入ができ、場所によっては地域住民との交流があり野菜の収穫を手伝ったりしているようです。

利用者は場所に縛られない、何時にどこに行かないといけないなどから解放されて、また色々な人との出会いがあり、自由な生き方ができるかもしれません。

人材
長野県中野市はえのきだけの生産量が日本一。きのこが忙しくなる9月~翌年2月頃が一番人材が欲しい時だといいます。通常の外国人の実習生が新型コロナの影響で入国できなくなってしまいました。

そこでコロナ禍で働く場を失った観光業の人を、人手不足の農業へ紹介するという人材のシェアリングが行なわれました。1~3か月の短期間、登録者数は約20万人。

社会的に人手が余っている一方で農業分野は人手が足りなくなっているので、両者をつなぎ合わせることができれば良いマッチングになります。

フードドライブ
大田区社会福祉評議会の取り組み、合言葉はもったいないをありがとうへ。食品ロス削減と福祉が結びついた事例ではないでしょうか。参加者127人、寄付数1,074点、寄付量414kg

一人暮らしで食べきれない、使い切れない色々な食品。コロナ禍で出産を控え、母乳が出るか分からず準備した未使用の粉ミルクの缶詰などがそれらを必要としている人へ寄付されます。

寄付できる食品は小麦粉、米、菓子、調味料、インスタント食品、缶詰、レトルト食品、乾麺などが挙げられます。寄付された食品は、大田区の子ども食堂20か所などで活用されているそうです。