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心筋梗塞 すぐに救急車を!!

心筋梗塞は突然激しい胸の痛みに襲われるといいます。死に至る恐れがあるので気になる症状があったら直ぐに救急車を呼びましょう。

突然の激しい胸の痛み
胸の真ん中が締め付けられるよう、焼けつくようなど今まで経験したことのない痛みを感じるといいます。吐き気、冷や汁、呼吸困難になることもあるそうです。

安静時に突然起こるといいます。胸痛が10~20分以上続く場合や、痛みが非常に激しい場合は心筋梗塞をまさに起こしている可能性があると考えられています。直ちに救急車を呼ぶ必要があります。

心臓を動かす心筋に酸素を送る冠動脈が詰まる病気だといわれています。動脈硬化によりコレステロールが溜まりプラークができ、それが破れると血栓になり詰まると考えられています。

心筋梗塞のリスクは、高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙、男性、家族性高コレステロールなどが挙げられます。また、若年で心筋梗塞を起こした家族がいる場合本人もリスクが高いといわれています。

命を救う緊急治療
心電図の波形がST上昇になっていれば心筋梗塞だといいます。カテーテルやステントという医療器具で血管を広げ血流を回復させる治療が行われるといいます。

2時間以内が理想、遅くとも6時間以内の治療が望まれます。遅れてしまうと壊死が進行して心不全を起こして死に至ることになるといいます。

薬を使った血栓溶解療法、バイパス手術などは心筋梗塞の他に合併症がある場合に用いられるといいます。壊死のない不安定狭心症というのもあるそうです。

心臓の内側だけに壊死がみられる非ST上昇型心筋梗塞は、患者のリスクを評価して治療方針を決めるといいます。心筋トロポニン検査で心筋の壊死が分かるといいます。

再発させない対策
生活習慣の改善:禁煙(約40%リスクを削減)、肥満の是正。

薬による治療
抗血栓薬(抗血小板薬など)をステント治療後、2種類(6か月~1年間)、1種類は継続する。脂質異常症の薬、心不全の薬、糖尿病・高血圧の薬なども。

心臓のリハビリテーション
医師と相談してウォーキングなどの運動を週3回、できれば毎日行うことが推奨されています。