血糖値が高くなる原因は人によって様々、それぞれに合った薬を使うことが重要。またできるだけ低血糖を起こしにくい薬を選ぶことも重要である。
注目の薬
GLP-1受動体作動薬
インスリンの分泌を良くする。
週1回の注射で良いタイプが登場。
飲み薬も登場、更に使いやすくなった。
食欲を抑える効果もある。
SGLT2阻害薬
ブドウ糖を尿中に排泄する。
心臓や腎臓を保護する効果もある。
体重を減らす効果もある。
イメグリミン
2021年に発売。
インスリンの分泌を良くする。
インスリンの効きを良くする。
効果や副作用などを慎重に見極めている。
低血糖を起こしやすい薬
・インスリン製剤
インスリンの分泌を良くする
・スルホニル尿素薬
・グリニド薬
低血糖で意識を失うような時は、意識を失った人に対して家族などが使うグルカゴンを準備して頂きたい。
注射だけでなく点鼻薬が登場。
これによって多くの人の命が助かったという。
インスリンに他の薬をプラス
Ⅱ型糖尿病では他の薬と組み合わせることで、インスリンの量や回数を減らせることがある。
インスリン＋GLP-1受動体作動薬の合剤（注射薬）も登場。
週1回注射のインスリンが実現しつつある。2022年2月現在、臨床試験が始まっている。
＜インスリンを減らすメリット＞
自分で注射する負担が減る。
低血糖のリスクが減る。
体重増加を防ぐ。
