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鼻血への正しい対処法とは?

鼻をかみすぎたりした時に出る鼻血は殆ど心配ないのですが、注意が必要な鼻血もあるといいます。窒息や失血死など命に関わることもあり、肝不全や血液疾患、腫瘍など重大な病気のサインである場合もあるといわれています。

鼻血が出る原因は?
鼻の中の静脈が集まったキーゼルバッハ部位から殆ど鼻血でるといわれています。外傷、アレルギー性鼻炎や蓄膿症などの病気、粘膜の乾燥などが鼻血の原因と考えられています。

鼻の奥の動脈からの出血は危険な鼻血だといわれています。高血圧・動脈硬化症の場合、血液がのどに詰まり誤嚥や窒息を起こすこともあるといいます。

肝臓・腎臓・血液の疾患の場合は、血液が固まる力が衰えているので鼻血が止まりにくいといいます。抗凝固薬や抗血小板薬などの服用している薬が原因で、鼻血が止まりにくくなることもあるといいます。

鼻の腫瘍から出血している場合もあるので注意が必要です。非常に稀なのですが、遺伝的性のオスラー病は血管の壁がもろくなっているので鼻血が止まりにくいといいます。

正しい対処法
ティッシュを詰めるはNG。上を向くもNG 血液がのどに流れて血が止まったかどうかわからない。血液が胃に入ると嘔吐しやすくなり、のどに詰まる危険性があるといいます。

首をたたくもNG なんの効果もなくむしろ逆効果になるといいます。氷で冷やすも実は止血効果はないといいます。

正しくは、落ち着く、座る、下を向いて鼻血が出ている方の小鼻を5分間抑える、止まらなければもう一度繰り返す。

危険な鼻血の見分け方
押さえても止まる気配がない。
出血量が明らかに多い。
顔色が青ざめている。
歯茎など他の部位からの出血.
10分経っても止まらない。

上記のような場合は危険な鼻血だといわれています。このようなケースでは医療機関の受診が必要だと考えられています。