足全体が痺れる原因
足全体が痺れる場合、腰部脊柱管狭窄症といって足ではなく腰に原因がある。
腰部脊柱管狭窄症として、足の裏に1枚布が挟まっている感覚、砂利の上を歩いた時の痛みなどが挙げられる。
特徴的なのが間欠跛行=歩行 → 痺れや痛み → 休むと楽になる
痺れを放置すると、足に力が入らない、排尿障害、排便障害になることがある。仮に手術をしても治りにくい。
セルフチェック
1.立っているとあしが痺れる。
2.歩いていると痺れる。
3.後届すると痛みや痺れが出る。または背伸びできない。
4.前かがみになると楽になる。
5.ちょっと休むとまた動けるようになる。
1~3は腰部脊柱管狭窄症の特徴である。
4~5は間欠跛行。
<薬物治療>
鎮痛薬…痺れや痛みを軽減
血管拡張薬…血流を良くする
ビタミン12…神経の修復、保護
痛みがひどい場合
麻酔薬+炎症を抑制する薬 → 神経ブロック注射
※排尿や排便障害、筋力低下がある場合は、早めに手術を検討することが推奨される。
体操で予防と改善
緩める
仰向けに寝る。
片足を胸に引きつける、10~20秒。
両膝を立てて、右足を左足の太腿に乗せる。左足の太ももを抱える。左右20~30秒、朝夕行う。
無理のない範囲で行いましょう。
椎間板ヘルニアの症状がある人は行わないで下さい。
広げる
四つん這いになる。
お腹をへこませるようにして背中を丸くする。
お尻を下げて踵につける、10秒保つ。
鍛える
四つん這いになる。
右手と左足を上げて一直線になるようにする。
10秒保ち、左右を1セットx3回