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肥満に関する疑問とは?

更年期は太りやすい?
活動量が減るので同じような食生活では、エネルギーが余って太りやすくなるといわれています。

基礎代謝(呼吸・心拍・体温の維持など生命活動に必要なえねるぎー)が低下して若い時から比べると、3/2~2/1になってくるので以前と同じような生活をしていれば太りやすくなるといいます。

また、女性ホルモンが減って内臓脂肪が溜まりやすくなるといわれています。食事に注意が必要ですが、良質なたんぱく質、カルシウム、ビタミンD・K、などバランス良く栄養をとることが大事だといいます。

子供の頃からの肥満は痩せにくい?
肥満遺伝子β3アドレナリン受容体の変異が日本人の3人に1人が持っているといわれています。β3アドレナリン受容体の変異があると、1日200kcalエネルギー消費が少ないので食事・運動に気をつければ肥満は防げるといいます。

女性は皮下脂肪が多く減りにくいので時間をかけてゆっくり減量をすることが推奨されています。

持病があり運動しづらい
外反母趾、手根管症候群などで普通の運動が難しい場合は、プールでの水中運動推奨されています。水の抵抗があるのでエネルギー消費量が高いといわれています。また浮力で特定の場所に負荷がかからないので良いと思います。

高度肥満はどうしたらいい?
うつ病など精神疾患があると食事のコントロールは難しいといいます。食事を制限するとうつ病が悪くなることもあるので、精神科医やカウンセラーに相談をして下さい。

BMI25以上で肥満、BMI35以上が高度肥満(例えば身長160cmで体重90kg)の場合は、生活習慣の改善だけでは体重を減らすのは難しいといいます。

糖尿病や高血圧などが重症で6か月以上治療を行っても改善しない場合は、手術(スリーブ状胃切除など)を検討するといいます。

高齢で痩せ過ぎは大丈夫?
加齢とともに内臓脂肪が溜まり生活習慣病になりやすくなるといいます。足腰が弱るロコモティブシンドローム、筋肉が弱るフレイルのリスクが高くなるといいます。

60~70代より前は肥満対策、70代以降は痩せ過ぎないようロコモ対策を講じるようにしましょう。但し、体重が増え過ぎると死亡率が上がるので注意しましょう。