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すい臓がんは見つからない?

国立がん研究センター調べによるとがんの5年生存率は、がん全体では66.4%、しかしすい臓がんでは9.8%と低く、発見や治療が難しいといわれています。

すい臓は胃の裏側の体の奥にあるので、通常の検査では早期に発見されることが少ないと考えられています。

自覚症状は?
覚症状として、腹痛や背中の痛み、黄疸、体重減少、食欲減退などが挙げられます。また血糖値に異常が起こることがあるといいます。

すい頭部にがんができた場合は、胆汁が流れる胆管ががんで圧迫されるため黄疸の症状が現れるといいます。また糖尿病の突然の発症、数値の悪化には注意が必要だといいます。

すい体部やすい尾部は、はがんが大きくなるまで症状が現れにくいため早期発見が難しいといわれています。

すい臓がんが発症する危険性
・家族内に患者:2人いる場合6.4倍、3人以上は32倍
・遺伝性すい炎:53~87倍
・慢性すい炎:12倍(2年以上経過)
・糖尿病:2倍
・飲酒、喫煙

重要な精密検査
血液検査、腹部超音波 → 造影CT(画像診断) → MRI/MRCP、PET(画像診断) → EUS_FNA(超音波内視鏡下せん刺吸引検査) → 病理最終診断

MRCPは、MRI検査のなかの1つで、胆管やすい管を強調させ、のう胞を撮影するので分かりやすいといいます。

IPMN(すい管内乳頭粘液性腫瘍)は良性なのですが、大きくなるとがん化するものもあるので、小さいものは経過観察するといいます。

治療法の選択
1期(すい臓内に止まりリンパ節に転移なし)
切除できる

2期(外まで広がる又はリンパ節に転移)
切除できる場合とボーダーライン
切除できるものの目に見えないがんが残り再発の可能性があるといいます。
術後補助化学療法として、再発防止のため抗がん剤治療を行うといいます。
ここ1年位で術前抗がん療法も行われ、再発率を下げ生存率が向上しているといいます。

3期(周囲にある主要な動脈に接している)
ボーダーライン又は切除できない

4期(離れた臓器に転移)
切除できない
現在は複数の抗がん剤で治療