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量子コンピューターって何?

世界最速といわれる量子コンピューター、NASAとグーグルがカナダの会社から共同購入したということで話題になりましたね。

人間や物など日常生活での大きさを表すルールは古典力学で捉えます。人間を細分化していくと細胞、分子、原子と目には見えないミクロの世界でのルールは量子力学で捉えるといいます。

量子力学の光の粒(光子)をたくさん投げるとしま模様ができるといいます。量子力学の裏には波が潜んでいると考えられています。量子は見るまでは可能性の中にあって色々な可能性を持つことができると考えられています。

従来のコンピューターはO(ゼロ)と1(イチ)を使って計算したり表現します。量子に従った新しい0と1を作ることができたら、単なる0単なる1を使うのはではなくて、0と1がどちらかともつかない状況のまま回っているような状態で続いていって、最後1だったよとか0だったよという結果が出てくれば新しいコンピューターができることになります。

コインに例えると従来のコンピューターは8枚、販売されている量子コンピューターは2048枚で、処理速度は従来のものよりも1億倍速いといわれています。例えば、36万2880通りのルート中で最短ルートを量子コンピューターで計算すると0.1秒だといいます。

最短の配達ルート、巡回営業ルートなどは組合せ最適化問題といって長年悩みの種だったといいます。膨大可能性の中からベストな選択をするというのは通常のコンピューターでも至難の業といわれています。

また津波発生時の非難シュミレーションによって最適化を図ることで安全に車での避難も可能になってきます。量子力学を用いた独特の計算方法を駆使した量子コンピューターによって、瞬時に様々な問題の最適化が図れることでしょう。