スポンサーリンク

無理せずできる若返りとは?

人間の筋肉は、中年を過ぎると毎年1%ずつ衰えていくといわれています。しかしその筋肉を鍛えれば、体の代謝を活発にし、全身の神経に刺激を与え、脳細胞を活性化することが分かってきたといいます。

筋肉の秘められたチカラ
筋肉は体を動かしたり支えたりしますが、他にホルモンを分泌する働きもあるといいます。注目されているホルモンにマイオカインというものがあります。

その中でイリシンは、血流にのって脳に届くと神経細胞を活性化することが分かっています。またSPARCには大腸がんを抑制する働きがあることが分かっています。

他にも、脂肪の消費を促す、糖尿病を防ぐ、高血圧・動脈硬化を防ぐ働きがあると考えられています。筋肉を鍛えることで体ばかりでなく脳まで元気にすることができるのが素晴らしいですね。

マイオカインで活性化
マイオカインを効果的に分泌させるには、大きな筋肉それも下半身を鍛えると良いとされています。しかも負荷の高い運動を行わなくても良いといわれています。

筋トレを行うときには守ってほしい3つのルールがあります。しかし関節に痛みがある、もしくはトレーニング中に痛みが出た場合は中止するようにして下さい。
1.ゆっくり行う。
2.呼吸を止めない。
3.鍛える筋肉を意識する。

【初心者向けスクワット】安定したイスをすべらない場所に置いて行います。
1.イスの後ろに両足を肩幅より広めに開く。つま先は正面へまっすぐ向ける。
2.イスにつかまりながらお尻を後ろに突き出しながら3秒かけて下げる。そして、ゆっくり3秒かけて上がっています。
※股関節周りを意識することが大事です。1日10回程度で十分です。

【中級者向けスクワット】
1.両足は肩幅より広めに開く。両腕は胸の高さで前に広げる。
2.最初はひざを深く曲げなくてもOK。お尻を後ろに突き出しながら3秒かけて下げる。ゆっくり3秒かけて上がっています。

【上級者向けまき割りスクワット】
1.手を組んで水平に伸ばす。
2.お尻を後ろに突き出しながら3秒かけて下げる。まき割りするように腕を5回振る。
3.ゆっくり3秒かけて上がっています。

血流を促して活性化
【かかと上げ】安定したイスをすべらない場所に置いて行います。
1.両手をいすの背もたれに置き、両足は肩幅くらいに開いて立ちます。
2.3秒間かけてかかとを上げ、その姿勢で1秒間保ちます。そして、3秒間かけて元に戻します。
3.10回繰り返します

【踏み出しランジ】最初は大きく踏み出さないようにしましょう。
1.両足は肩幅くらいに開き、まっすぐ立ちます。手を軽く握り、肘を曲げ、両腕を胸の高さまで上げます。
2.腕を前に突き出しながら、右脚を踏み出して腰を落とします。その姿勢を3秒間保ち、元に戻します。
3.次に反対側。左脚を踏み出して腰を落とします。その姿勢を3秒間保ち、元に戻します。
4.左右を交互に10回繰り返します。