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幸せのルーティンとは?

ルーティンというとラグビーの五郎丸さんのキック前の祈るようなポーズを思い出してしまいます。きっと集中力を高める所作なのでしょうね。

また、毎日が充実して生きる喜びを感じるルーティンを実践している方もいらっしゃいます。豊かに楽しく生きるヒントがあるのかもしれません。

【65歳の医師】
夫婦円満へのルーティン → 料理は夫が作る、孫育、メダカ飼育、健康ジオラマ作り。

昼食を夫が自分で作るのですが、買い物から後片付けまでするといいます。またポイントは妻に食事をふるまわない、後片付けをしておいたよとか言わないこと。妻にプレッシャーをかけることになるからだそうです。

また、妻にワンオペ育児をさせていたという反省から孫の送り迎えなど孫育に精を出しているといいます。幼稚園では園児たちと一緒に玉ねぎの苗を植えたりボランティアも行っています。

定年後の夫はやることがなく、家事に口を出すが手伝わない、仕事の延長で上から目線や指示を出すなど悪いことが目立ちます。夫婦関係がギクシャクしてしまいます。

メダカ飼育などはペットが可愛い、世話をするという2つの理由で良い趣味になるようです。健康ジオラマ作りもそうですね。

ルーティンをつくることで、1日が充実する、出来ることが増えて自信が持てる、気持ちがすっきりする、継続することで道を極めることもできるのではないでしょうか。

【48歳の会社員】
人とつながり、住みたい街をつくるルーティン → 朝5:30のゴミ拾い、花を植える、ミツバチを飼う。

毎朝のゴミ拾いをやることは準備運動のようなもので、どんどん気持ちが良くなる、調子が良くなるといいます。雨の日や二日酔いの日を除いて7年間のゴミ拾いはなかなかできません。

2014年に氷が大量に降った時に、家から駅までを人が通れるように雪かきをしたのが契機だったようです。その後駅周辺のゴミに気がつきゴミ拾いが始まったといいます。

その後初めての友人となった1人が加わって、その年の12月には5人でゴミ拾いをするようになったといいます。その翌年には30人の仲間に増えていったといいます。

それから街に花がないことに気づき、ゴミ拾いの仲間がコアメンバーとなって駅や公園の花を植えていったそうです。

ある時公園に植えたラベンダーにミツバチが飛んできたことに気づいたといいます。それからミツバチの飼育方法を学び、行政に届け出し5年前からミツバチを飼い始めたといいます。

ミツバチがいるのは本来の自然の形、初めての蜂蜜はさぞ美味しかったでしょうね。ゴミ拾いしながら花を植えてそれが全て蜂蜜に集約していったようです。

1人のゴミ拾いから始まって仲間が増えて、ゴミのない、季節の花が咲き乱れミツバチがやってくる素敵な街になっていったのですね。