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あなたは大丈夫ですか?特殊詐欺!

2018年の年間の被害総額が363.9億円の特殊詐欺の被害、件数は16,469件にもなります。被害者の大半は65歳以上です。いっこうになくならないのは何故なのでしょうかか。

相変わらず多いのが、息子になりすまし詐欺です。近年急激に増えているのが、警察になりすますキャッシュカード手交詐欺だといいます。

注意しなければいけないのが、特殊詐欺の被害に遭われて方の78.2%は「自分は被害に遭わない、詐欺とは無関係」「どちらかといえば被害に遭わない」16.9%ですので、騙された人のほとんどが自分は大丈夫だと考えていたのです。

なぜ電話1本で騙されてしまうのでしょうか?何故疑うことも断ることもできないのでしょうか?

特殊詐欺対策
詐欺グループは、自分の思い込みに合う情報だけを相手側から集めています。それなので、声が違っていても本人だろうという確信を勝手に自分で作ってしまうといいます。

それは人間は深く考える時と、浅く考える時がありますが、ほとんどはどうしても浅く考えがちだといいます。犯人はそこにつけこんでくるのです。

しかも、個人情報が裏の知らないところで売買されていて、騙されやすい人などのリストは相当高値で売買されている現実があるといいます。

特殊詐欺の心理
声が多少違っていても、風邪をひいたからといわれるとそうかなと思ってしまうようです。携帯をなくしたり使えない状態だから、別の電話からかけてきたといわれてしまうとなるほどと思ってしまうのでしょう。

怪しいと思う心理がどんどん打ち砕かれてしまうので、これはやはり本人だと思ってしまうのかもしれません。そして、息子になりすます詐欺のポイントは、横領、実刑、裁判なんどの不安な言葉です。

人は非常に不安から恐怖感を持つものなので、そうなると理性的な判断ができなくなっていくといいます。感情の中に溺れてしまって助けを求めてしまいます。その助けがお金さえ払えば大丈夫なんだという一言になります。

特殊詐欺 防衛策
電話がかかってくる最初のところが問題ですので、なりすましに騙されないためには、日頃から家族と特に息子さんと電話で頻繁に話した方が良いのではないでしょうか。

しょっちゅう電話していれば家族の日頃の暮らしぶりが分かるでしょうから、息子を名乗るへんな電話がかかってきたら、その内容を本人確認のための質問に使うこともでます。

また、電話の中でお金の話がでてきたら浅い思考から深い思考へ切り替えましょう。何より大切なことは、勝手に思い込んで自分1人でどんどん進まないで、家族に相談することです。