スポンサーリンク

これで肩こり解消!

2016年国民生活基礎調査によると、よくある自覚症状で女性の1位が肩こり、男性の2位が肩こりとなっており肩こりで悩んでいる人が多いことが分かります。

頭は4~5kg、腕は3~4kg x2という重さが絶えずかかっていて肩の筋肉の負担が肩こりの原因になると考えられています。さらに姿勢が悪かったりすると肩こりが酷くなるようです。

肩こり何故起こる?
肩こりに最も関係するのは僧帽筋、肩や背中に大きく広がっています。また深いところにある肩甲挙筋などが硬くなることで肩こりが起こるといわれています。

筋肉が硬くなる → 血流が悪くなる → 栄養や酸素が不足してさらに硬くなる、という悪循環が起こるようです。硬くなる原因は姿勢が悪いことにあるといいます。特に猫背が悪いといいます。

スマホを使うときに多い巻き肩なども肩こりの原因と考えられています。その他原因として、運動不足、ストレス、喫煙、体の冷え、枕が合わないなどが挙げられます。

正しい姿勢と体操で対策
立つときの姿勢
1.ひざを伸ばす。
2.おへその下に力を入れて骨盤を立てる。
3.軽く肩甲骨を後方に引き胸を張る。
4.あごを少し引く。
5.頭頂部が真上から引っ張られている感覚で背筋を伸ばす。

※耳、肩・骨盤、膝、外くるぶしの中心が一直線になっていれば良い姿勢といいます。2の骨盤を立てるのが重要なポイントになります。

座るときの姿勢
1.少し浅めに座り背もたれにもたれない。
2.おへその下に力を入れて骨盤を立てる。
3.背筋を伸ばす。
4.目線が20~30度下に向くように、スの高さやパソコンの画面の角度を調節する。

※イスは膝と股関節が同じ高さになるのが目安といいます。腰痛防止にもなるようです。できれば1時間に1回は立ち上がって、伸びをしたり歩いたりすることが推奨されています。

一般的な肩こりの症状を和らげる体操
肩に強い痛みがある、腕や手にしびれがある、肩を動かしていないのに痛むなどのような症状がある場合は、体操を行わず整形外科の受診をお奨め致します。

片側の僧帽筋の上部を、反対側の手のひら全体で包み込むように掴みながら肩を上げます。その状態を3秒間保ったら、元に戻します。反対側も同様に行います。

指先でわしづかみしないようにして下さい。手が肩に届かない場合は、両肩を上げるだけでも緩和されるといいます。

最近普及してきた方法ですが、医療機関で衝撃波を当てて肩の筋肉をほぐす治療法もあるといいます。深い筋肉まで緩めることができるので、肩こりがひどい人はぜひご検討下さい。

他の病気が隠れている
常に肩が痛い、夜眠れないほど痛い、肩が動かしづらいなどの場合、肩の関節や骨の病気の可能性があると考えられています。

肩の周りや腕がしびれる、肩の周りや腕の筋肉がやせている場所は、肩の神経の病気の可能性があると考えられています。

このような場合は、単純な肩こりと違って姿勢や生活改善では良くならないといいます。整形外科を受診して検査や適切な治療を受けて頂きたいです。

また特に怖いのは狭心症や脳動脈瘤が挙げられます。狭心症で肩こりが起こることもあるそうです。脳動脈瘤は神経を圧迫して頭痛や肩こりが起こることもあるので知っておいて頂きたいです。