人間関係のトラブル、家族の問題や、仕事の悩み等々、私達は様々なストレスにさらされています。放置すると深刻な病気を引き起こす恐れがあることが分かってきています。
国立がん研究センターは18年間かけてストレスとがんの関係を約8万人にわたって調査したところ、長期間のストレスはがんを発症するリスクが11%高くなるといいます。
ストレスは万病のもと
私達がストレスを受けた時、副腎からストレスホルモンが分泌され、血流に乗って様々な臓器に運ばれるといいます。ストレスホルモンが心臓に運ばれると、心拍数が増えるといいます。
またストレスホルモンは、自律神経(交感神経)の活動も活発にし、血管を締め上げ、血圧を上昇させるといいます。ストレスを受けることによって起こる様々な体の反応をストレス反応といいます。
ストレスの原因が1つだけなら、ストレス反応は比較的治まりやすいのですが、複数の原因が重なってしまうと、ストレスホルモンが大量に分泌されてしまうといいます。
その結果、心拍数が増えて血圧が異常に高い状態になって、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こすことがあるといいます。
ストレスに関わる病気には、じんましん、アレルギー、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、頭痛、腰痛、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病、がん、うつ病などがあるといわれています。
ストレスの原因
人生の節目に経験するできごと
進学・就職、転居・転勤、結婚・出産、別離・離婚、転職・昇進などが挙げられます。一般には良いとされることでも、その時の状況にも大きく影響されると考えられます。
日常のできごと
仕事の負担(質や量)、いらだち、おちこみ・なげき、人間関係のトラブル、家庭内のトラブルなどが挙げられます。
ストレスのサイン
体調面でいつもとちがうところがないかどうかをチェックしましょう。睡眠、食欲、疲れ、頭痛、かぜをひきやすいなどになります。
行動面でいつもとちがうところ。集中力の低下、休日明けは不調、口数が少ない、あいさつが出来ない、つきあいが悪くなる、細かいことにこだわりすぎる、飲酒量や酔い方の変化、怒りっぽいなどが挙げられます。
緊張型頭痛は、首から肩にかけての筋肉が緊張して、痛みを感じる神経を刺激することで起こると考えられています。汽車ポッポの動きが良いとされています。
両腕を小さく前へならえをするように曲げ、脇を締めて車輪が回るイメージで、前に3回、後ろに回、肩を大きく回します。これを2セットほど繰り返しましょう。
睡眠で脳を休ませよう
ストレスと睡眠は密接に関わっているといいます。ストレスがかかるとうまく寝つけなかったり、夜中に起きてしまうようになるといいます。
そうすると、脳が十分に休めずの脳の機能低下が起こってしまいます。睡眠不足の状態が続くと、うつ病につながる可能性があるといわれています。
【良質な睡眠をとるコツ】
1.朝は太陽の光で体内時計を整える。
2.日中は活動的に。
3.夜はリラックスする移行期が必要。
4.休日も朝は一旦起きて昼寝を活用。


