スポンサーリンク

結核 今こそ注意!?

結核はかつては年間10万人以上が死亡しており死因の第1位であった。亡国病とも呼ばれていた。1950年代になって、ワクチンや薬が普及し衛生環境の改善によって患者数は大きく減った。

しかし今でも年間13,000人が発病し、年間1,900人が死亡している。現在の結核による死亡の多くは高齢者、昔流行していた頃に感染して残っていた結核菌がまた目を覚まして発病したと考えられている。

結核を予防するためには、

1.健康的な生活を心がけること。

・十分な睡眠
・バランスの良い食事
・適度な運動
・禁煙
・極端なダイエットをしない

2.定期的なX線検査
特に80歳以上はリスクが高いので推奨されている。

3.結核を疑ってほしい
二週間以上続く咳やたんは注意。結核の初期症状は、咳、たん、微熱など風邪に似ている。

結核は若い人にも関係
2020年の結核年代別発病者数によると、20代で約1,000人となっている。

狭くて換気の悪い場所では結核のリスクが高い。ネットカフェや漫画喫茶などで感染することがある。

経済的に困っていてそういった所に長期間滞在することもあるかもしれない。結核だと疑わずに集団感染することもある。

結核の多い国から来た人の発病も増えている。結核が身近な病気であることを忘れてはいけない。

換気の悪い場所に長時間滞在しない。栄養状態に気をつけよう。