酢の健康効果
酢が働きかけ脂肪が大きくなるのを抑制するといいます。それは酢の成分である酢酸が細胞に脂肪が入るのをブロックするからです。細胞の肥大化を防ぎ肥満になりにくくなると考えられています。
体重、中性脂肪、総コレステロールが改善されるのが期待されます。酢を摂るタイミングは食事と一緒が一番良いとされています。例えば、夕食が摂取量が多い場合は夕食と一緒に酢を摂取することが推奨されます。
血圧も改善されます。酢酸が代謝されアデノシンに変化し、それが血管を広げて流れが良くなるので血圧が低下すると考えられています。
血糖値の改善にも。食後の血糖値が上昇すると血管に負担をかけます。食事と一緒に酢を摂ると、血糖値の上昇が緩やかになり血管への負担が緩和されるといいます。
このように1つの食品でこれだけの効果を示すものは他にはないのではないでしょうか。摂取量は1日15～30ml（大さじ1～2）、限度は1日90ml（大さじ6）。
【種類】
・穀物酢（さっぱり）適した料理：唐揚げ、酢漬け
・米酢（まろやか）適した料理：酢飯、酢の物
・黒酢（コク）適した料理：酢豚、あんかけ焼きそば
・りんご酢（フルーティー）適した料理：サラダ、サワードリンク
・ワインビネガー（フルーティー）適した料理：しめさば、カルパッチョ
【酢の美味しい食べ方】
＜ドリンク＞
・米酢大さじ1と、レモン汁大さじ1を混ぜる。飲む。極上のレモンドリンクのできあがり。
＜出汁しょうゆ＞
・しょうゆ15mlと黒酢5mlを混ぜる。それを冷奴にかける。豆腐の甘みが際立つ。
＜バター＞
・りんご酢5ml
・パイナップルジュース（果汁100%）5ml
・生クリーム（乳脂肪40%以上、乳化剤なし）80ml
・はちみつ10ml
りんご酢にパイナップルジュースを合わせる。それを密閉できる容器に、他の全ての材料と一緒に入れて振ること1分。バターに変身。
