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その声がれはポリープかも!?

声がれが10日間以上続く場合は、声帯ポリープかもしれないといいます。悪化すると声が出なくなるだけではなく、呼吸困難になる場合もあるといいます。

サインは声がれ
声帯は1秒間に100~400回振動して声を出すといいます。声帯を酷使すると地まめのような状態になりこれが声帯ポリープだといわれています。

声帯ポリープの原因として、日常的に声を出す、声の出し過ぎ、風邪、大声を出す、水を飲まない、喫煙、飲酒などが挙げられます。

声がれは、ポリープによって声帯がきちんと閉じなくなるためバランスが悪くなって起こるようです。

声帯ポリープの症状として、声がれ、声を出す時にのどに違和感、声が続かない、声がいつもと違うなどが挙げられます。

また声枯れが起こるのは、声帯の炎症、声帯の萎縮、咽頭がん、胸部大動脈瘤などが原因の場合もあるので注意が必要です。

鼻から息を吸って「あー」と声を出します。15秒間以上続けて声を出せない場合、声がれが10日間以上続く場合、のどに違和感がある場合は耳鼻咽喉科の受診が推奨されています。

検査が重要
喉頭ファイバースコープによる検査や、喉頭ストロボスコープによる検査を行うといいます。

喉頭ストロボスコープによる検査は、声帯ポリープ専門の耳鼻咽喉科で行われています。またこちらには、言語聴覚士もいるのでリハビリの指導も受けることができるといいます。

治療法について
手術以外の治療法
声を出さない(数週間)、薬:NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)、ステロイド薬、去痰薬、声の衛生指導など。

手術
呼吸の妨げになるほどの大きな声帯ポリープがある、咽頭がんが疑われる場合などは直ぐに手術が行われるといいます。

喉頭顕微鏡下手術は、のどから医療器具を入れてモニターで拡大したものを見ながらポリープを切除するといいます。入院は2~5日必要だといいます。

術後は3日~1週間、沈黙療法が行われるといいます。3週間~4週間で仕事に復帰できるといわれています。